■クラシックギターを坂本八千代、横尾幸弘、両氏に師事のあと
*1976 イギリス(ロンドン)留学
*1977 Guild Hall School of Music & Drama で Gerald Lee 教授に師事
*1978 Royal College of Music (王立音楽大学)の演奏家資格試験に合格
“Associate of the Royal College of Music”ディプロマ取得
*1979 ロンドンとヨークでのコンサートの後、帰国
*1980 東京・福岡、他でデビューリサイタル
*1987 福岡フィルハーモニー管弦楽団とギター協奏曲を演奏
その後も活発に演奏と教授活動を続けている
☆またジャンルにとらわれることなく‘ギター弾き語り’の世界でも
「愛」・「やすらぎ」・「やさしさ」をテーマに活発な活動を展開している
*1990 FMラジオの公開放送にギタリストをして出演したことがきっかけで放送の分野でも
活動を始める
◇'90.04.〜'93.07./FM 福岡 『音楽のある街』パーソナリティ
◇'92.10.〜'95.03./KBC-TV 『天神マンボウ』キャスター
◇'95.04.〜'99.09./KBC-TV 『うるとらマンボウ』キャスター
*2000 19世紀ギターを使用した弾き語りアルバム『Portrait』をリリース
*2001 “ひきがたりすと”として東京でデビューリサイタル
*2003 叙情歌を中心とした19世紀ギターひきがたりアルバム『哀唱歌』を発表
現在“ひきがたりすと”として各地で活発に活動している
*2007 3枚目のアルバム『 peace in love 』を発表 ‥‥ piano & Bass をフューチャーした新しい
こころみ。オシャレで暖かい音作りを心がけました。
◆生まれたのは福岡、育ちも福岡。かと言っていわゆる博多っ子じゃない。明太子が好きじゃないし、
屋台のラーメンもモツ鍋も、それに魚も苦手なんだ。これを人に話すと一様に同じ反応が返ってくる。
『エー、なんでエ?博多に住んでいてもったいない』って、まあそれはそうなんだけど嫌いなものは
仕方がない。加えてどんたくに参加したことがないし、山笠にも出たことがない。
だから自分から博多っ子だとは名のれないでいる。少し情けない。
◆中学生だったころ、友達のギターを借りて恐る恐る弾いてみた。やがて当時誰もが知っていたあの名曲
「愛のロマンス」(映画ー禁じられた遊び)のテーマを曲がりなりにも弾けるようになった。
とまあ本人は思っているが、本当はひどいもんだったと思われます。
それで少し自信?をつけて博多中洲で教室を開いておられた坂本八千代先生の門を叩いた。
◆白状するとクラシックギターを習うなんて気持ちは全くなかった。て言うかジャンルのことなんて全然
知らなかった。習いにいったら先生がクラシックの人だったのだ。もしエレキの先生だったら僕はいま
違う人生を歩んでいるだろう。このことに気付いたのはずっと後になってからだった。
その時はもう取り消しようのない程深みにハマっていた。ホント、人生って解らんモンだ。
向上心に燃える?僕はさらに上達するために東京までレッスンに通った。横尾幸弘先生にはギターばかり
か酒の飲みかたまで教わった。
今だから言えるけど、生魚や貝類などが大好きな先生につきあうのは本当に死ぬ思いだった。
やがて遅蒔きながら夢かなってロンドン留学ということになった。ロンドンでの3年間は本当に充実した
ものになった。自分の音楽はここでかたちづくられた。
Royal College of Music の演奏家試験に合格し、イギリスで数回のコンサートをして帰国した。
◆ここから地道な音楽活動が続く・・・
のだけど、ある時地元FM局の公開録音コンサートにギタリストと
して出演した。すばらしく上手なフルーティスト とのデュエットだった。 これが思いもかけない新しい
展開の始まりだった。その番組のパーソナリティとして放送の世界に関わることになったのだ。
ちなみに番組名はFM福岡[音楽のある街]。一時間番組で毎日曜日の朝クラシック音楽をネタにおしゃ
べりをし音楽を放送した。右も左も解らない放送業界、でもいつの間にかマイクの前でおしゃべりを楽
しんでいる自分がいた。それからさらにTVのキャスターまでやることになった。
ホントに人生はわからない。
◆番組名はKBC-TV[天神マンボウ]。
結構評判が良くて業界で言うブロックネット、九州山口7局 ネット[うるとらマンボウ]に発展した。
テレビとラジオ、 通算10年近くも放送に携わった計算になる。たくさんの人たちに会えていろんな経験
をさせてもらって得たものは多かった。
◆はじまりはクラシックギターだった。
イギリスに留学してかなり真剣に勉強をして、演奏家としてのディプロマを取った。
そして活動をはじめた‥‥‥
◆歌は習ったわけでもないのだけれど、声を出すことは僕には普通のこと。
自然にそのままその世界に入ることが出来る。自分でも不思議に思っている。
ギタリストとしてスタートしたけれど、いまでは『ひきがたりすと』なんて自称している。
◆暖かくて優しい音が好きで、音には結構こだわる(シツコイらしい・・)
爪の形や磨き方も相当研究したけれど、結局は指頭奏法に行きついた。
ギタリストにとって爪は命みたいな感じがあるけれど、指頭奏法の良さを見直すべきだと思っている。
◆ロマンティックギター(19世紀ギター)を使用している。
ここに至るまで様々なギターを弾いてきたが、現在の使用楽器はオリジナル L.Panormo (1848年)、
そして Martin de Witte(2001年)。
これらは実に繊細な音を持っている。音量も充分なものだ。そしてモダンギターにはない魅力がある。
音量を求めた結果の現在のギターは、失ったものもまた計り知れなく大きかったのではないか。
楽器制作の技術的歴史は単純に右肩上がりに発達してきたのではなく、実のところその時代その時代で
完結しているように思うんだ。
現代のギターが過去のものに比べて絶対優れているとは言えないように思う。
